うちに帰ろう、自分に帰ろう。

つきあいの悪い奴だといわれても、愛しのかわい子ちゃんが待つ部屋へ帰るのだ。201号室 単身サラリーマン

得意先へのプレゼンがうまくいって、先輩と祝杯をあげるのはいいとして、ハシゴは正直カンベンしてほしいぜ。だって、この子がうちで寂しくしていると思うと、酔いも一気に冷めちゃうもんな。玄関開ける前からオレの気配に気づくのか、ドアを開けたら前脚揃えてみゃあみゃあみゃあのお帰りコール!おお、待ってまちたか、パパ遅くなったねー、さあ、ごはんでちゅよ、おいちいでちゅかぁ。喉元をもふもふしながら、ごろごろと囁きを聴くのがオレの至福。後輩情報によると、会社では近寄りがたいデキる営業マンってことになってるらしいが、ニャン語のデレデレな姿はトップシークレット級だな、マジで。

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※ロワストーリーはフィクションです。