はじめまして、ロワエールです
末長く愛着の持てる暮らしの
お手伝いを。

創業者である姉に代わり、2018年から代表を務める外村一磨です。
ロワエールのホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
このページはいわば、私たちの名刺がわりのようなもの。
私たちが何を大切にしているのかを皆さまにお伝えできたら幸いです。

創業者からバトンを受け取って

 皆さま、はじめまして。

 私たち姉弟をとても可愛がってくれた祖父母の思い出の土地を出発点に、私たち家族が不動産業界に足を踏み入れたいきさつは先にご説明させていただいた通りですが、姉が起業した頃は、私は銀行員。法人企業にファイナンスのご案内をする仕事に専念していました。

 7年後には、もともと関心があった不動産業界のことを学ぼうと不動産仲介業に転職。宅地建物の売買や賃貸などの取引に必要な国家資格、宅地建物取引士資格を取得しました。今思うと、この会社員時代に中古物件を扱った経験やさまざまなオーナーさまから聞かせていただいたお話はどれも、貴重な仕事上の財産に。現職で存分に活かされていると感じています。

株式会社ロワエール 代表取締役 外村 一磨

1985年生まれ。立命館大学政策科学部政策科学科を卒業後、三菱東京UFJ銀行に入行。法人企業向けの融資を担当。約7年間勤務したのちに以前から関心を持っていた不動産業を学ぶために住友不動産販売株式会社に転職。2018年9月、株式会社ロワエール代表取締役に就任。

設立10年、新たな風を起こすとき

 不動産業界未経験者だった姉がお取引先さまや協力会社の皆さんのご協力を得て、ロワエールを我が子のように育て上げ、気がつけば所有棟数も10棟を数えるようになりました。その間、彼女にも入居者さまと同じようにライフスタイルの変化が訪れ、札幌の地を離れることに。

 ファミリー企業ですので引き続き、会社に籍はありますし、現在は瞬時に連絡を取り合える時代ですが、このことを一番気にかけていたのは他の誰でもない姉自身でした。「“すぐに現地に来てほしい”というときにそばにいられないのは、入居者さまや協力会社の方々に申し訳ない。会社もじきに設立10年になり、新しい風を必要としているとき。よかったら私のあとを」という話を持ちかけられて、私の心も決まりました。

 以前から事あるごとに相談に乗るなどして会社をサポートしてきたつもりでしたが、これからは今まで以上に自分の発言に責任を持つときが来た、と身が引き締まる思いでした。

親しみやすい中古物件を選択肢に

 創業以来、ロワエールが大切にしているのは、入居者さまと同じ生活者の目線を持つこと。「自分が入居するとしたら」と常に考えながら、それぞれの物件に向き合ってきました。

 その一方で新たな試みも始まり、これまでは全て新築物件だったラインナップに、新たに中古物件という選択肢が加わりました。

 前職の不動産仲介会社勤務時代に、中古物件もリノベーション次第で十分魅力的に生まれ変わる姿を目の当たりにしてきました。私たちも「これだ」と思う中古物件を導入し、長年居住空間としては空き家だった一階をリノベーションし整骨院としてご利用いただく、またはご成約者さまがすぐに入居できるように家具・家電付きのお部屋をご用意するなど、初めての試みに挑戦しています。

 一から思いどおりのデザインにできる新築物件の魅力もあれば、入居者さまにとってお家賃の価格帯としては手が届きやすい中古物件の親しみやすさもあります。両方の利点を考えながら快適な住空間をご提案するという、活動を実直に繰り返し、その結果として競争の激しい不動産業界にロワエールの居場所がいつの間にか出来上がっていく。それが、私たちらしい自然な流れなのではないかと感じています。

多様化するニーズに寄り添い続ける

 はからずも“ステイホームの日々”を経験し、「毎日を心地よく暮らしたい」という願いが誰の胸にもいっそう強く刻まれる時代になりました。

 ロワエールの創業時にはまだ札幌でも珍しかった宅配ボックスの設置のように、今はWi-Fi完備や最新の水まわり設備など、お部屋探しのニーズもより高い次元のものが求められています。

 また、家族同然のペットと暮らせるお部屋やご高齢の“おひとりさま”が借りやすい賃貸物件を求める声も、今後はさらに高まっていくでしょう。そうした多様性ある暮らしのサポートも、私たちの大切な役目の一つだと自覚しています。7年近くご契約いただいた入居者さまがご結婚を機に引越しされることになり、「結婚がなかったらここにずっと住んでいたかった」と言っていただけたときは、オーナー冥利に尽きると感じました。

 私たちが物件に注いだ愛情を、そのまま入居する方が受け取り、育んでくださったことにただただ感謝の思いでいっぱいです。これからも、そんな愛着の持てる暮らしに寄り添い続けるロワエールでありたい。それが私たちの原点であり、これからも変わらぬ思いです。